外脛骨障害

有痛性外脛骨(ゆうつうせいがいけいこつ)の症状について

 足の内側くるぶしの下あたりにある余剰骨で、これに付着している後脛骨筋腱に負担がかかりすぎて炎症と痛みが生じる障害のことです。

有痛性外脛骨

図-1:痛みを生じる部位。足の内側(でっぱりをさわれる)/図-2:外脛骨(舟状骨の内側にある小さな余剰骨)

有痛性外脛骨の予防と治療について

 痛みの強い間は練習量を減らしす。靴をチェックして、痛いところに靴が直接あたらないようにクッションをいれるか、幅の広い余裕のある靴を選びましょ う。土踏まず(アーチ)が落ちている人が多いので、市販のアーチサポートや装具としての土踏まずを上げる足底板を使用します。それでも治らなければ、手術 で余剰骨を切除したり、あるいは余剰骨を再び接合させたりします。